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受験に役立つアロマセラピー
Part3 風邪に効くアロマセラピー

はじめに

 先日、「いつも楽しみに読んでいます」というメールをいただきました。ありがとうございます、本当に嬉しいです。まだまだ未熟ですが、受験生の皆さんのお役に立てるよう、これからもいろいろとご紹介していきたいと思います。

風邪に効くアロマセラピー

 さて、今回のテーマは「風邪に効くアロマセラピー」です。

 受験生がよくかかる病気の代表例が「風邪」です。風邪をひくと、鼻の炎症やのどの痛み、発熱に悩まされたり、風邪薬を飲みすぎて胃が痛くなってしまったり、だるかったりと、勉強の妨げになります。特に、受験直前期や官庁訪問など、大事なときに疲れがたまって免疫力が低下し、風邪をひき、本番の時に力を発揮できなくなってしまう人は少なくありません。

 そこで今回は、風邪の症状別アロマセラピーや風邪をひかないよう免疫力を高めるアロマセラピーをご紹介することにいたしました。

風邪気味の時(ユーカリとラベンサラなど)

 風邪に効く精油の代表例は、ユーカリとラベンサラです。どちらも細菌やウイルスを殺し、炎症を静め、免疫力を高める働きがあります。他にニアウリ、ペパーミント、レモン、などを用います。

 ちょっと風邪気味かな、と思ったら、ユーカリ3滴とラベンサラ3滴を湯船に入れて、じっくりと温まって下さい。このお風呂は風邪が治るまで続けてみて下さい。疲れ気味のときは、ユーカリとラベンサラを2滴ずつに減らし、ラベンダー2滴を加えると、ぐっすり眠れます。なお、風邪の感染予防には、ユーカリとラベンサラにレモンを加えるとよいでしょう。

鼻詰まりの時(ユーカリとペパーミント)

 鼻詰まりのときは、ユーカリ1滴とペパーミント1滴(ひどいときは2滴)をティッシュに落とし、香りを嗅いで下さい。多少むせるかもしれませんが、のどの奥まで通るように吸い込むと、鼻が気持ちよく通ってきます。これは風邪から来る頭痛にも効きます。

のどが痛い時(ニアウリ)

 のどが痛いときには、コップ1杯のぬるま湯にニアウリを1〜2滴入れ、飲み込まないようにしてうがいをすると、のどの炎症を静めることができます。

重症の時(ユーカリとペパーミント、ユーカリとラベンサラ)

 のどの痛みやせき、鼻詰まりがひどいときは、洗面器に沸かしたお湯を入れ、ユーカリ1滴、ペパーミント1滴(足りないと感じるときはそれぞれ2滴まで増やせる)を入れ、バスタオル等をかぶって蒸気を逃がさないようにして吸入すると、効率的に精油を取り込むことができます。

 また、キャリアオイル大さじ2杯にユーカリ3滴とラベンサラ3滴を加えて、胸と背中に擦り込むと、風邪によく効きます。ただ、ユーカリとラベンサラは皮膚への刺激は少ないものの、これは症状が重いときに用いるようにして下さい。

風邪薬を飲んで胃の調子がおかしくなった時(カモミールのハーブティー)

 風邪薬を飲んで胃の調子がおかしくなってしまったら、カモミールのハーブティーを飲むとよいです。カモミールは風邪に限らず、胃の調子がおかしいときによく効きます。ちょっと飲みにくい場合は、ペパーミントを加えると飲みやすく、しかも胃の不調により効きます。レモンバームなどを加えてもおいしいです。

風邪の予防(ホットレモン)

 また、風邪をひいたらビタミンCを採る、とよく言われますが、ティースプーン1〜2杯のはちみつにレモン果汁を加えてよくかき混ぜ、コップ1杯のお湯を加えて飲むと、風邪によく効きますし、風邪の予防にもなります。

次回は、勉強に疲れてしまったり、気分が滅入ったりしたとき、
「元気になれるアロマセラピー」をご紹介する予定です。
皆さん、次にお会いするまでどうぞ元気にお過ごし下さい。
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