残暑お見舞い申し上げます。
2024年(令和6年)も残り3分の1となりました。
1月1日には能登半島で大地震があり、2日には羽田空港で民間航空機と海上保安庁の能登半島地震の救済に向かう飛行機の衝突事故が起き、波乱の幕開けでした。ロシアとウクライナ、イスラエルとハマスとの戦いも終わりが見えません。内外とも先が見えない状況が今年も続いています。
日本の行政の中枢を担いたいという人を選抜する国家公務員総合職試験も以前とはすっかり様変わりしてしまいました。
春試験(各分野の「専門試験」)は私立大学が躍進し、他方、国公立大学生の合格者が減少しています。特に、過酷な労働環境の割には力を発揮できる機会が少なくなり、報酬も外資系企業や総合商社に比較して少ないという理由で東大生の官僚離れも著しいと一般にいわれています。
しかし、秋試験(「教養区分」)では国公立大学生が上位を占めています。
また、過酷な条件の下であっても、日本や世界に公務を通じて貢献したいという志の高い受験生も今なお健在です。
これからも、志ある受験生を支援するとともに日本の文化・歴史を内外に発信して参りたいと思います。
よろしくお願いいたします。
2024年(令和6年)8月22日 ザ・フューチャー代表 渡辺一郎
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