はじめに
連載第6回目です。
前回から随分と間が空いてしまいましたが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。
そろそろ冬も本格的になろうかという頃ですので、風邪などひきませんようお気を付けて下さいね。
さて、久々の連載となる今回のテーマは「頭痛・肩凝りに効くアロマセラピー」です。
ずっと机に向かって勉強していると、姿勢が固定されてしまうため、肩凝りに悩まされている方も多いと思います(実は私もその一人でした)。また、勉強が煮詰まってきたり寝不足が続いたりすると、頭痛がするという方もいらっしゃると思います。
こういった症状を少しでも和らげ、受験勉強を快適に乗り切るためのアロマセラピーをご紹介したいと思います。
肩凝りに効くアロマセラピー(ラベンダーとラベンサラ)
疲れに効くアロマセラピーの時もご紹介しましたが、肩凝りに効くのは、ラベンダーとラベンサラです。特にラベンサラは、かなりひどい肩凝りにも効果があります。肩が凝ってしまった時、キャリアオイル大さじ半分に、ラベンダー3滴、ラベンサラ2滴(配分はお好みで変えて大丈夫ですが、合計で5滴になるようにして下さい)を加えて、首の後ろから肩、背骨のあたりまでマッサージすると、肩凝りだけでなく疲れも取れます。キャリアオイルがない時でも、ラベンダーを2滴ほど、特に凝っている部分に優しく擦り込むだけで十分に効果があります。また、ラベンダー6滴を浴槽に入れて入浴していると、だんだん肩が凝らなくなってきます。
頭痛に効くアロマセラピー(ペパーミント・ラベンダー・ローマンカモミールなど)
頭痛には、肩凝りによるもの、眼精疲労によるもの、風邪によるものなど、様々な原因があります。
この元を断てばもちろん頭痛も治るのですが、頭痛に対する直接のアプローチとしては、こめかみや額に、ペパーミントを1滴、直接塗る方法があります。これは非常に良く効いて、頭がとてもすっきりとし、あっという間に頭痛が治ってしまいます。ただし、ペパーミントは非常に刺激の強い精油ですので、多少目にしみる感じがするかもしれません。眼やその周囲についてしまうと大変なことになるので、うっかりつけてしまったりペパーミントのついた手で触ったりしないよう、十分注意して下さい。また、皮膚の弱い方は避けて下さい。
これ以外にも、肩凝りの時と同様、ラベンダーのアロマバスは心身ともにリラックスさせ、血液の循環を良くするので、頭痛にも効果的です。また、ローズマリーも痛みを静める作用があり、精神的な疲労を回復させるので、ラベンダーに加えるのもいいでしょう。ただ、合計で6滴以内になるようにして下さい。
ハーブティーとしては、ラベンダー、ローマンカモミール、ペパーミントが効果的です。ペパーミントは精油の時と同様、飲むと頭がすっきりとします。ローマンカモミールはちょっと味が独特ですが、飲みなれてくると、だんだん飲まずに入られなくなってくるような、不思議なハーブです。私もハーブティーを作る時は、必ずカモミールを入れています。胃の調子も良くなります。
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