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2003年「21世紀のキャリア・エリートの道」

  1. 2003年の公務員試験の動向とポイント
    • 教養試験
    • 専門試験
    • 総合試験
    • 面接
    • 集団討論
    • 官庁訪問
  2. 「この国のかたち」を考える
    • 建前(憲法・行政法)と現実(政・官・業のトライアングル)のギャップ
  3. 日本が直面する問題点
    (注意:他にも市町村合併や個人情報保護など重要なテーマはある。以下はあくまで主観的判断で選んだものである。)
    • 構造改革
      • 「構造改革なくして、景気回復なし」(小泉首相)。
      • 「景気回復なくして、構造改革なし」(植草)。
      • 構造改革と景気回復を両方推進する(佐和)。
    • 不良債権処理
      • 不良債権は不況の原因である。
      • 不良債権は不況の結果である。
      • 不良債権は不況の原因であり、不況の結果でもある(伊藤)。
    • 失業問題と雇用対策
      • ワークシェアリング・・・日本とオランダの違い(佐和)
    • 知的所有権の保護
      • 2002年知的財産戦略会議「知的財産戦略大綱」(論点29荒井)
    • 経済成長か環境保護か
      • 経済成長を優先すべきである(ブッシュ大統領)。
      • 環境保護を優先すべきである(環境保護団体)。
      • 経済成長と環境保護は両立する(デンマーク)。
    • 構造改革とは何か?
      • 地方財政改革(榊原)・・・国の補助金の78.5%を占める。
      • 特殊法人改革・・・国の補助金の14.3%を占める。天下り問題。
      • 医療制度改革(佐和)・・・日本の薬価はアメリカの3倍。ベッド1人当たりの医療従事者はアメリカの5分の1。
      • 教育改革・・・少人数クラス、習熟度別クラス、教育基本法の改正の是非。
      • 公共事業改革・・・見直し。口利きビジネスの禁止。
      • 政治制度改革(榊原)・・・国会議員と官僚の接触の禁止(イギリス)
    • 教育改革
      • ゆとりの教育(文部科学省)
      • 学力低下論(西村・戸瀬)
    • 税制
      • 「課税ベースを広くして税率を下げる」(森信茂樹『日本の税制』PHP出版)
      • 所得税から消費税への転換(森信)
      • インターネット課税、環境税(森信)
      • 納税者番号の導入(榊原)
    • エネルギー問題(早房)
      • 原子力発電
      • 新エネルギー
      • 省エネルギー
    • 日本の外交(日本の論点)
      • アメリカのユニラテラリズム(単独行動主義)にどう対応するか?
      • 北朝鮮との関係
      • パレスチナ問題に対する対応
      • ODAのあり方

【参考文献】
 『日本の論点2003』(文藝春秋)
 伊藤元重+伊藤研究室『日本経済がわかるキーワード』(日本経済新聞社)
 木村剛『日本資本主義の哲学』(PHP研究所)
 榊原英資『分権国家への決断』(毎日新聞社)
 佐和隆光『資本主義は何処へ行く』(NTT出版)
 早房長治『この国の処方箋』(ウェッジ)
 日高義樹『世界大変動が始まった』(徳間書店)

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