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合格祝賀会における渡辺一郎の祝辞(要旨) |
※以下は10/2(木)帝国ホテルにて開催されたWセミナー/公務員の合格祝賀会における渡辺一郎の祝辞の要旨です。
皆さん、昨年以上の激戦を勝ち抜かれて、本当にご苦労様でした。
今年の合格者を見ていて気づいたのは、昨年までの合格者の中には合格した途端に人格が変わってしまう人がいたのですが、今年は(少なくとも私の周辺には)いないのです。いい意味で力が抜けている、自然体なのです。海外旅行や留学の経験者が多くなったせいかもしれません。(国籍・立場・職業の異なる)いろいろな人の話を聞く、現場の人の話を素直に聞く、こういったことは企画や立案にあたってとても大事なことだと思います。
後、2点申し上げたいことがあります。
1つはイマジネーションの問題です。仕事が忙しくなると、例えば、パレスチナ人の自爆テロでイスラエル人が何人死んだとか、また、イスラエルの報復でパレスチナ人が何人死んだとか、そういった(同じ人間として悲しむべき)ニュースに対してどんどん鈍感になってしまいます。しかし、1人の死に対して何十人もの家族や友人が悲しんでいるという事実がある。そういったことを思い浮かべるイマジネーションが必要だと思うのです。自分の仕事とは直接は関係ないかもしれません。しかし、少しは世の中を変える力にはなると思うのです。
もう1つは食の問題です。最近、ジミー・カーター元アメリカ大統領は、国際紛争の原因の1つに食糧問題があると語っていました。また、文部科学大臣も知育・徳育・体育に加えて食育を強調していました。食事と家庭内暴力や学級崩壊の問題は(いくらか)関係があるのかもしれません。今日は帝国ホテルの選びぬかれた食材が用意されていますが、(安全性の点においては)皇室の次はライフリーの食材だと思います。私は毎週、野菜便を取っていますし、「黒糖クルミ」は(ミネラルが豊富なので)夏バテ・熱中症にいい。残業するときは胚芽米のおにぎりがお奨めです。
いい情報を得て、いい結果を出す。皆さんはもう出しましたが、これからは食事と健康にも気をつけて、世界・日本・地域のため、少しでもいい方向に行くよう、今後もがんばってください。
(ご清聴)ありがとうございました。 |