■2004年5月の最新本試験情報 |
5月2日(日)国家 I 種1次試験が終了した。
教養試験は昨年よりも易しくなった。
他方、行政職は昨年より全体として難化、法律職は出題形式は多様化したものの内容的には昨年並み、経済職はレベル的には国 II ・地上・国税と同程度であり(ただし出題範囲は広い)昨年より易化した。
詳細は、 http://www.w-seminar.co.jp/koumuin/ 参照。
今年は2次試験が23日(日)と1次から2次までの期間が短い。したがって、1次合格発表のある14日までの勉強が重要となる。 |
5月14日(金)国家 I 種公務員試験の1次合格者が発表された。
全体として志願者が少し増えた分、1次合格者も微増している。
(http://www.jinji.go.jp/saiyo/fsaiyo03.htm)
また、合格最低点は、教養試験の平均点が2〜3点上がった分、昨年より上昇している(法律職は58点)。
本年も1次試験では難問・奇問が少なく、地道に勉強していた人はほぼ順当に合格している。合格できなかった人は、今までの勉強の質(やり方)と量(勉強時間)に問題がなかったかを検証し、今後に活かそう。
今年は2次試験が5月23日(日)と早い。2次試験で悔いの残らないよう、最後の追い込みに励んでほしい。 |
5月23日(日)から国家 I 種2次試験が始まった。
総合試験の第1問目は科学技術に関する社会問題を多角的に論じさせる問題(藤垣裕子東京大学助教授の出題と推測される)、第2問目は将来における国家公務員の在り方を多角的に論じさせる問題(御厨貴東京大学教授の出題と推測される)でいずれもオーソドックスな出題であった。
専門試験は法律職も3時間で3問解答となり、受験生の負担は軽減された。
27日(木)からは人事院面接が始まる。
人事院面接の配点は専門試験と同じ配点である(各20点)。他方、足切(D、E評価)もある。したがって、1次でボーダー付近の人でも逆転の可能性、上位の人でも転落の危険性がある。受験生は、落ち着いて面接に臨む必要がある。 |