■2005年4月の最新本試験情報 |
5月1日(日)の国家T種公務員本試験まで約1ヶ月を切った。
4月1日の官報では各種国家公務員試験の試験委員が発表された。http://kanpou.npb.go.jp/20050401/20050401g00074/20050401g000740000f.html
国 I 2次試験の試験委員はほぼ昨年と同じメンバーで、例えば法律職では行政法で石川敏行中央大学教授が就任されたのが目立つ程度である。http://kanpou.npb.go.jp/20050401/20050401g00074/20050401g000740137f.html
総合試験の試験委員(藤垣裕子東大助教授・御厨貴東大教授)にも変更はなかった。
受験生は、今年も1次試験から2次試験まで3週間しかないので、2次対策も視野に入れつつ模擬試験や択一・論文答練で発見した弱点を補い、当面の1次突破をめざしてがんばってほしい。
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5月1日(日)の国家 I 種本試験まで1週間を切った。
平成17年度の国家公務員採用 I 種試験の申込者は申込者数は31,112人で、昨年に比べ2,273人(6.8%)の減少となった。このうち、女性の申込者数は9,011人で全体の29.0%を占めており、女性の申込者割合は過去最高となった。特に理工系区分の申込者数が昨年に比べ、1,106人(11.6%)減少しているが、民間主要企業における来年春の大学卒業者等の採用意欲が高まっていること等により、減少したものと分析されている(人事院の見解)。ただし、「行政」及び「理工III」の区分については微増となっている。http://www.jinji.go.jp/kisya/0504/issyu.htm
合格者数と採用者数の多い事務系では「法律」が5.7%、「経済」が9%減少している。http://www.jinji.go.jp/saiyo/topic22.htm
昨年も大量の最終合格者を出しており、また今年も1次試験の時期が早く、民間の就職活動との兼ね合いで準備不足の人が多いので、数年前に比べると全体のレベルダウン(学力低下)は避けられない。しかし、成績上位層はかなり勉強しているので、今年もボーダー付近では1点を争う熾烈な戦いが予想される。
残された時間を悔いのないよう有効に活用してがんばってほしい。
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