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※署名のない文章は渡辺一郎による。他の講師が担当した場合は署名を入れる。
■2005年6月の最新本試験情報
6/23 国家 I 種最終合格発表
 6月21日(水)平成17年度国家公務員採用 I 種試験の最終合格者の発表があった。http://www.jinji.go.jp/kisya/0506/saigo.htm
 東京大学や京都大学の合格者が減り、女性の合格者(過去2番目)と私立大学の合格者(過去最高)が多くなっているのが、本年度の特色である。
 合格者数は1,674人で、採用予定数の減少に伴い昨年度(1,756人)に比べ4.7%(82人)の減だが、採用予定者数も昨年度(約670人)よりも20人減の約650人となっている。
 7月7日(木)の内定解禁日を目指して(一部の省庁を除く)、2倍強(事務系では2.6倍)のさらに厳しい戦いが続くこととなる。
6/23 国家 I 種 官庁訪問
 2005年の国 I 官庁訪問は地方の最終合格者に対する配慮から6月21日(火)の2次合格発表の翌日(22日)からとなった。
 実力派の受験生は、まず、22日・23日・24日はA省(府・省・庁・院・委員会)・B省・C省と回り(1巡目)、27日・28日・29日もA省・B省・C省と回り(2巡目)、次に、C省を切り捨てて30日・1日はA省・B省を回る(3巡目)。4日・5日もA省・B省を回る(4巡目)、最後に6日はB省を切り捨ててA省を回り(5巡目)、7日にA省(6巡目)で正式に内々定を貰うということになる。
 注意しなければならないのは、昨年とは異なり、2巡目でも第3志望(C省)も回ることができる点である。2004年は2巡目で第3志望を回ることができなかったので、1巡目の3日目(今年は24日に相当する)は休養日に当てる人も少なくなかった。しかし、上記のように受験者主導でうまく内定を貰えるとは限らないし、今年は2巡目でも第3志望(C省)も回ることができる(省庁からするとより多数の訪問者を時間をかけて評価することができるようになる)ので、1巡目と2巡目の3日目の省庁の選択が重要なポイントとなる人も少なくないと予想される。
 梅雨時でもあるので、体力的と精神的の健康管理も重要な鍵となる。
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