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※署名のない文章は渡辺一郎による。他の講師が担当した場合は署名を入れる。
■2007年6月の最新本試験情報
6/9 国 I 2次試験人事院面接終了
 5月24日(木)から始まった人事院面接もようやく6月8日(金)に終了した。
 達成感や力を入れた過去の活動・体験(5W1H)を問うコンピテンシー面接も未だに試行錯誤的な様子も見られたが、2年目ということで定着した感がある。
 面接時間は20分前後が最も多かった(中には30分にも及んだ人もいたようだ)。ただ時間切れか、官庁訪問で充分に問われるせいか、最後の志望動機や志望官庁についての質問にまで及ばなかった例も少なくない。
 これからは最終合格を前提に6月19日の発表を前に充分な官庁訪問対策が望まれる。
6/26 平成19年度国家公務員採用 I 種試験の最終合格者の発表
 6月19日(火)平成19年度国家公務員採用 I 種試験の最終合格者の発表があった。http://www.jinji.go.jp/kisya/0706/saigo.htm
 合格者全体で女性の合格者が約6人に1人(16.3%)、法文系で大学院の合格者が約5人に1人(20.8%)から約4人に1人(26.9%)と大幅に増えたのが2007年度の特色である。昨年と比べ申込者数も最終合格者数も減ったが、採用予定者数が昨年度(約630人)よりも10人減の約620人となった関係上、最終倍率はやや下がった。 国立大学と私立大学とを問わず軒並み合格者を減らしている大学が多い中で、上位(トップ10)校では東北大学(4位。26人増)、九州大学(6位。2人増)、大阪大学(8位。2人増)、中央大学(10位。12人増)の健闘が目立つ。
 現在は官庁訪問中だが、7月5日(木)の内定解禁日を目指して(一部の省庁を除く)、2倍強(法文系では2.5倍)の厳しい戦いが続いている。
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