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※署名のない文章は渡辺一郎による。他の講師が担当した場合は署名を入れる。
■2011年3月の最新本試験情報
3/9 国家 I 種公務員試験まで約2ヶ月
 2011年の国家 I 種本試験まで2ヶ月を切った(http://www.jinji.go.jp/kisya/1101/shikenkeikaku23.pdf)。
 受験生の多くは本試験(5月1日)の足音を聞き、1日10時間前後の勉強に励んでいることであろう。
 今年の渡辺ゼミ II 期の選抜試験でも気づいたことだが、「ゆとりの教育」の弊害からか受験生の学力が昨年より低下している。また就職難を背景にリスクのある国 I より民間の就職を確実なものとするため、国 I 戦線から撤退するケースも少なくないようである。今の時期、周囲が気になり、地に足のついた勉強ができなくなっている人も少なくな いのではないだろうか。
 しかし勝負は2ヶ月後である。
 本試験前の択一答練や模擬試験の結果に一喜一憂しても無意味である。弱点分野の発見・補強に努め、あくまで本試験を目標に定めるべきである。勉強にしても官庁訪問にしても、今やるべきことを着実に実行している人が勝利を得ている。
 焦らずに残された時間を有効に使い、最後まで自分を見失わず、がんばってほしい(「人事を尽くして天命を待つ」)。
3/18 東北関東大震災
 3月11日(木)の東北関東大震災から約1週間が過ぎました。
 大地震・大津波の犠牲になられた1万人を超えると予想される方々に心からお悔やみ申し上げます。
 また余震と放射能に怯え、水・食糧・衣類等の生活物資の不足に悩み、寒さに震え苦しみながら救援を待つ30万人を超える方々に、一刻も早く十分な救援の手が届くよう、お祈り申し上げます。不眠不休で医療活動・救援活動に従事されている方々、本当にご苦労様です。 
 さらに原子力発電所において、放射能の被害が最小限にとどめられるよう必死の努力を重ねられている関係者、特に現場の方々には命懸けの努力に敬意を表します。がんばってください! 
 国 I 受験生の中にも、親族・親戚・友人・知人が亡くなられたり、行方不明のままになって非常に心配されておられる方も少なくないと思います。悲しみや不安を抱えながらの勉強は辛いと思いますが、その人のためにもがんばってください。
 今回、いろいろ日本との問題を抱えた国々からも支援の手が差し伸べられ、被災者が必死に整然と今回の困難に耐えている様子が世界から評価されています。
 今回の大震災とは直接の関係のない国 I 受験生も、これから再び起こるであろう災害に政府としてどう対応すべきであるかも含め、今回の大震災から教訓を学び、悲劇を心に刻み、今一度、国 I キャリアを目指した初心を忘れず、最終合格・内定を目指して、最後までがんばってください。
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