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※署名のない文章は渡辺一郎による。他の講師が担当した場合は署名を入れる。
■2012年5月の最新本試験情報
5/1 国家総合職1次試験(15分の5)終わる
 2012年の国家総合職試験の1次試験が4月29日(日)に終わった。
 今年は午前が専門試験、午後が基礎能力試験(教養試験)と昨年までと逆になった。専門試験の時間は同じだが、基礎能力試験の時間が大卒と院卒では違うためと思われる。
 専門試験(法律区分)は時間が同じで出題数が減ったせいか長文化したが、昨年並みのレベルであった。判例の結論だけでなく、理由や理論を丁寧に押さえていれば高得点できた。
 しかし、その点が不十分な人は専門で点数が伸びず、午後の基礎能力試験に微妙な影響を与えた可能性がある。
5/12 1次試験合格発表
 2012年の国家総合職の1次合格発表が5月11日(金)にあった。
 国家公務員の採用数大幅削減(ただし、キャリア公務員に関しては大幅な削減は現実的には無理で、実際、院卒者も含めれば削減数は小さい)の影響で合格者数も抑えられていた。
 法律区分のボーダーは、渡辺ゼミ生の協力で1次試験の翌日である30日に集計・分析の結果出した予想(5月2日・9日TAC・Wセミナーにおいて50点プラスマイナス2点と公式発表)が的中し50点であった(院卒・行政はデータが少ないが45点前後と思われる)。
 ボーダー付近で落ちている人が非常に多く、激戦を物語っていた。
5/28 2次筆記試験(15分の7)終わる
 2012年の国家総合職の2次筆記試験が5月27日(日)終わった。
 今年は性格テスト、専門試験、政策論文試験と昨年とは逆の順番となった。政策論文試験のない(逆に政策プレゼンテ―ションがある)院卒者試験を意識しての対応と思われる。
 いよいよ29日から2次試験の最後である人事院面接(15分の3)が始まる。
 最後の力を出し切って、官庁訪問の切符を手にしてほしい。
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