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私の教育論
授業参観
   2/22(火)、小学校1年生の目立ちたがり屋の次女が「どうしても来てくれ」と言うので、授業参観に行った。入学式の時は、海のものとも山のものともつかなかった新入生は見事「1年坊主」から脱却し、「2年生の卵」となっていた。実は、30余人のクラスには、担任が実質的に2人いる。1年1組は、特殊学級と合同授業を行うことが多いからだ。2人の先生が協力して、どの生徒も発表できる(目立つ)ようにうまく工夫されていた。
 残念ながら、翌2/23(水)は、私の体調がよくなかったので、小学校4年の長女の授業は妻にビデオを撮影してきてもらった。長女は「見に来なくてもいい」とも言っていたのだが、久しぶりに見に行きたいという気持ちはあった。しかし、大事をとって、家で寝ていた。ビデオを見る限り、長女のクラスも30人ちょっとだが、うまくまとまっているという印象だった。長女の話によると、「クラスでは、人のことを悪く言う人はいない」とのことである。長女は万事マイ・ペースで、寝るのも起きるのも遅く、よく遅刻をする(通学路の危険性は解消していないので、妻は2回送っていく)。先生に怒られたり、イジメの対象になるかと心配していたが、一番小さい(背も前から2番目で、誕生日は一番遅い)ということで、大目にみてもらっているようだが、妻の「早くしなさい!」は、夜型の私にはうるさくて眠りを妨げられること甚だしい。
 話を本題に戻す。気づいたのは、以下の2点である。
 まず、親父の参加者が少ない。1年生は私を入れて2人、4年生も2人だったとのこと。平日に行うのではなく、土・日にも行わないと、このご時世では平日に休む親父はリストラされかねないので、参加できない。以前、「土・日にもやって下さい」と来られない親父の気持ちを代弁したが、「給食の関係で、どうのこうの」と却下されたことがある。教職員の都合よりは、親父の都合を優先させる日が1年に1回ぐらいはあって欲しい。
 次に、母親が下の子をあやしながら参観しているのが目についた。この日は、大人しい子が多かった。今回、うちの長男(幼稚園の年中)は、ウルトラマンの塗り絵をやらせることで、大人しくしていた。しかし、以前の長男はおかし(食べている間は静か)を食べ終わるとせわしなく騒いでいた(うるさい!)。また、階段の手すりを滑り台にしている子もいた(危ない!)。そこで、祖父母や友人に下の子を預けて見に来る人も少なくないらしい。これも、以前、「空き教室で、先生か役員のかたで下の子を見ていただけませんか?」と小さい子どもを抱える母親の気持ちを代弁したが、「責任問題がどうのこうの」でこれも却下されてしまった。責任問題は保険で解消し、母親が授業に集中できるようにすることが望ましい。空き教室もあるし、授業参観日は2日間に分けられている。できないこともないと思われる。事実、長女が通ったS幼稚園でも、次女が通って長男が通ったM幼稚園でも、上の子の参観中下の子は他の先生が面倒を見てくれていた。
 学校ももっと改善できる点は改善し、より「開かれた学校」を目指すべきだと考える。
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