E君の官庁訪問日記
I院3日目。いつまでに内々定を出すのかなと思い始める。
AM10:30 I院待合室
I院の待合室もかなり人数が少なくなってきた。でも昨日今日と初めてI院を訪問した人達もいてまだI院が訪問を受け付けているらしく早く締め切ってくれないかなと思う。
PM1:00 I院待合室
午前中は結局面接がなく昼休憩をもらいもどって来ると初日の待合室であった人が数人いた。どうやら彼らは午後から呼ばれており、昨日も1人しか会えなかったらしく自分がなかなかうまく行っている方だと分かる。しかしこうやって他人と比べて自分の評価を決めるというのは自分自身の油断にもつながるし周りを蹴落として内定をもらおうとは思いたくなかったのであまり意識しないようにする。この待合室に昨日から訪問している人が1人いて彼からI院が2次発表まで4人内々定を出しておりその内3人も2次落ちしたとうことが分かった。と言うことは補欠で1人補充されても2人分は枠があるのだと思い、やる気がでる。
PM2:30 I院原課
今までと比べてかなり年次の高そうな人。だいたい15年目くらいかなと思う。しかしかなり気さくな人で終始和やかな雰囲気で進む。しかも住んでいる所が私の2軒隣のマンションでなにか運命的なものを感じる。厳しい質問も多かったがかなり感触が良かった。
PM4:00 I院人事
人事のかなり上の方の人が出てきた。ここはかなり勝負のところだと実感した。案の定かなり細かく志望動機や今までの経験等様々なことを聞かれた。しかし自分でもこの時はかなり頭がさえていた。時間も長かったがなんとかもちこたえた。最後にじゃあ今日の結果は夜8時に分かるからこちらに電話して下さいと言われる。いよいよ判決を言い渡されるのかと思う。
PM5:00 外
外に出てすぐにI院の待合室でいっしょだった人に電話をし同じことを言われたか聞こうとしたが電話にでないため実は拘束されていて自分は帰されてしまったのではないかとかなり不安になる。とりあえず8時まで待つしかないと思うが気が気でない。
PM8:00 自宅
とても緊張しながらI院に電話すると、月曜日にまだ来てこのまま面接を続けて下さいと言われ安心すると同時にまだあるのかとも思う。
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