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M君の官庁訪問日記

6月19日(木)
【X省(1)8:00〜22:00 受付→原課→原課→原課→原課→人事】

 官庁訪問初日。受付は9時からだったが誠意を見せようと8時に到着。受付番号は2番だった。9時頃には待合室に大体40人くらいの学生が集まった。訪問シート記入後、9時半頃から受付番号順に原課面接が始まる。 最初の原課訪問、これから官庁訪問が始まるという緊張感はあまりなく、リラックスして望むことができた。話の内容はX省の政策とはまったく関係なく、「日本の北朝鮮政策についてどう思うか。」や「今後の日本外交はどのような方向に向かっていくべきか。」、「憲法9条のせいで日本はアメリカ追従といわれるのでは。」など、外交ネタが多かった。大学のゼミが外交のゼミだったので、とても話が盛り上がった。

 その後、2時間くらいの待ち時間があり2人目の方と会う。この方は入省3年目の方で、入省後、1年目、2年目にどういった仕事をするのかを伺った。夕方が近づき3人目、訪問シートに沿った面接で「君にとって仕事とは何か。」「なぜX省なのか。」などを聞かれた。カードに書いたことは具体的に話せるように事前に準備していたので、とてもいい雰囲気で進めることができた。最後には「いっしょに働きたいと思いました」と言っていただいた。

 今年は最終合格発表(6月27日)までは業務説明会のはずだが、志望動機や政策の話も詳しく聞かれ、実質的には採用面接と変わりないと感じた。また、人によって会う人数も違い、原課3人の学生もいれば5人の学生もいた。評価によって待遇を変えているなと感じた。待合室では面接から帰ってきた学生に、どんな人と会い、どんな話をしたかを聞いて情報交換していた。

 夜になって、晩御飯にもいけずに待合室で待機。20時頃、受付の職員に「今日このあとどういった感じですか。」と聞くと「後もう一人原課に会ってもらいます」とのこと。 次は4人目、自分の評価は悪くはないなと思う。そして20時半頃4人目の原課、志望理由やなぜ民間ではないのかなどを聞かれた。その後、人事の係長と今日の印象などを少し話して初日は終了。次回は9時半の予約をいただく。

 朝起きたのが5時、家に帰ると0時近かったのでかなり疲れた。

 
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