【X省(2)9:20〜22:30 原課→原課→原課→人事】
X省2日目、9時半の予約だったので20分くらいに着くと既に25人ほどの学生がいた。初日よりは少し減った感じがした。
この日は待ち時間が長く、1人会うのに3時間は待たされる。待合室の雰囲気も昼間はみんな元気でX省の政策について熱く語り合っていたが、時間がたつにつれてだんだん静かになっていきみんな疲れている様子だった。
この日会った3人の原課の方はいずれも入省10年前後の方で、中には採用過程のキーマンだった人もいたようだ。2人目に会った原課の方は、会って早々「何か質問は?」といわれ、官庁訪問中一番しんどい面接だった。その方のいる課の勉強を十分にしてこなかったので、何とか自分の興味分野に質問を持っていって何とか30分もたせた。面接が上手くいかず少し落ち込んだが、ここでへこたれてはいけないと思い、気合を入れなおした。3人目の方はとても穏やかな方で、とても落ち着いた面接だったので、自分のペースでしゃべることができた。官庁訪問中、他の学生と比べて自分は全然緊張することがなく、逆に緊張感がなさ過ぎて不安になることもあったが、素の自分を出したほうが印象はいいと思いあまり気にしないことにしていた。これが結果的には良かったようで、ぎりぎりの中でもある程度の余裕がないと面接でいい印象を残すことはできないと思った。
この日も最後に人事の係長に会い、次回は2次試験の合格確認後来るように言われた。中には最後に人事の課長補佐に会った人もいて、多少の差別化が図られているようだった。自分が最後に会ったのが係長だったので少し不安になったが、まだ勝負はこれからと思い気合いを入れる。