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M君の官庁訪問日記

第2クール(2巡目)

6月24日(木)

9:00 国土交通省
 集合場所は変わらず11階だったが、30分もしないうちに何人かの人が呼ばれる。後で聞いた話だと、ここで部屋わけが行なわれたとのこと。この時はよくわからなかったので、自分がよばれるのを待った。この日11階に集められた人は50人以上、部屋移動したのが10人前後だった。

10:30
 大分待った後、最初の人事課面接。留学帰りの人と面接だった。終始圧迫気味の政策議論で、失敗したと思った。原課でまた話を聞いて考えるよう言われる。

11:30
 航空局の管制の方に原課訪問する。ここでは管制が民間には絶対にできないことや、管制を一本にまとめることの重要性について聞いた。国土交通省はB省と違って、皆係長クラスの人に原課訪問する。この時、自分はこのことを知らなかったため、自分の評価が平行線のままだと思った。

13:00
 2回目の人事課面接。ここも留学帰りの方が対応していたが、終始圧迫。自分の志望動機が弱いこと、11階の空気が重いことをストレートに言われ、自分の評価が低いと思った(ただ、後でご本人にお聞きしたところ、みんなに同じようなことを言っていたとおっしゃった)。部屋分けがなされていることもこの時わかり、もう1つの部屋では既に企画官面接の準備をしていると聞いた。この時はさすがに落ち込み、B省に心が傾いていた。

15:00
 2回目の原課面接。河川局水政課の方にお話を聞く。調整池の話など業務の話が主だったが、早稲田大学のOBだったので自分の官庁訪問のお話もして頂いた。励ましの言葉を頂いて、やる気を出す。

19:00
 2時間以上待ち時間だった。官庁訪問は圧迫面接の次に待ち時間がつらい。今の時点で11階にのこっているのは10名弱。2人ほど企画官に会っていると話を聞いた。7時少し過ぎたくらいに全員の番号を呼ばれる。この時、国土交通省は終了と思った。会議室に名前が書いてある座席があったので、グループディスカッションだった。しかし首の皮一枚で繋がったことに変わらない。グループディスカッションの題目は「迷惑施設を都市民が使うことは是か非か」。このグループディスカッションが山場だと思い、職員の方が抜けた後にディスカッションの進め方や役割を予め決めておいて、自分は司会役に徹した。うまく時間内にグループの意見をまとめあげることができ、成功したと思う。ここで落ちたらそれはそれで良し、と思った。

21:30
 3回目の人事課面接。11階組には留学帰りの方が対応されていた。自分の今の評価を正直に告げられた後、今後伸びないようなら切ると言われた。次回の予約を9時にもらいこの日は終了。さすがに評価があまり高くないと思ったので、明日のB省に賭けようと思った。

 
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