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M君の官庁訪問日記

第2クール(2巡目)

6月25日(金)

8:30 B省
 前日の夜1時過ぎにB省の人から電話があり、場所と時間の変更が告げられる。同時に高く評価している旨伝えられ、前日の国土交通省よりはモチベーションが高かった。9:30まで待たされた後、最初の人事課面接。霞ヶ関で足りないものは何か、官庁訪問してどう変わったかなどを聞かれた。原課紹介を受ける際にも面接があり、こちらも気が抜けないと思った。

10:30
 最初の原課訪問。産業機械課の方とお会いする。場所が無いので喫茶店に移動すると、他にも何組か原課訪問していた。自分のグループと違うグループの人がいたので、まだ20人近く残っていると思った。ここでも自分のやりたいことを聞かれたあと、職員の方の経験に照らしたお話をして頂いた。少し驚いたことは煙草を勧められたことだ。私は吸わないが、隣で原課訪問していた友人は煙草を吸いながら職員の方と議論していた。B省はあまり上下関係がないらしく、対等に議論できる環境にあると聞いた。実際、そこで煙草を吸っていた彼は内定を頂いている。

12:00
 1回目のブース面接。ブースでお会いする人の順番は一緒で、最初にお会いする方は昨日電話をくれた人だった。官庁訪問中の悩みや自分の考えを聞いていただき、また、その方の生い立ちや考えもお聞きすることができて、とても温かい気持ちになった。

14:00
 昼食後2回目の人事課面接。ここではチームワークについて自分の考えや経験を聞かれた。ここで面接された人はご年配で、雰囲気も少し違っていたため、ここが今日のヤマだと思った。しかし、突然聞かれたため、あまりまとまった意見を言うことができなかった。事実、この面接が響いて最後に人事の課長補佐に会えなかった。

16:00
 2回目の原課訪問。取引信用課の方とお会いする。この方のお話は、この日一番の収穫だった。内容は、公務員として今何をすべきか、省庁の人間としてではなく国家公務員として考えることなどを議論した。最後にいつでも相談に乗ると言われ、とても良い原課訪問だった。

19:00
 2回目のブース面接。今日1日の感想を聞かれた後、あと1人原課に行ってもらうと言われる。地域経済グループの方を紹介していただいた。

20:30
 地域経済グループの方に原課訪問。政策論が中心だったこと、エアコンが止まっていて暑さのあまり頭が働かなかったことなどから、あまり議論が盛り上がらなかった。1時間程度で終了。失敗したと思った。

22:00
 3回目のブース面接。今日1日の感想を聞かれ、B省と国土交通省の志望具合を10の割合で聞かれる。B省にいきたいことを伝えると、大変評価しているという言葉を頂いた。しかし最後の課長補佐には会えず。リップサービスだと思いつつも、両方崖っぷちだと思い、重い足取りで帰宅した。
 この日の夜、国土交通省の人事課の方から時間の変更を告げる留守電が入っていた。おそらく残るか切られるかの瀬戸際なので、この日が勝負だと思った。

 
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