Y君の官庁訪問日記
6月27日(火)〜7月4日(火) 官庁訪問16〜24日目 |
同じような日が続く。11:00から18:00頃までA省にいなければならなかった。名目上は、毎日来てもらわないと、いつ面接があるとも限らないからとのことだが、実際は何もないまま、ただ時間だけが過ぎていくような毎日だった。午前中は気になりながらも手をつけていなかった2次試験の勉強をするが、他の人たちも集められている待合室の中なので集中できない。結局、1〜2時間たつと誰からともなく話を始め、最後には雑談ばかりになってしまった。
毎日、隔離??されているような状態で、A省の官庁訪問が現在はどのような状況になっているかがわからなかったため、さまざまな憶測、悪い想像をしてしまう。例えば、他にも同じような「隔離部屋」がいくつかあって、最終的に内々定が出されるのは自分たちのうちの何人かになるのではとか、このまま何もないのではとかいった調子だ。他の皆は本気でいっていなかったのかもしれないが、私はもしそんなことになったら終わりだな…などと考えてしまうこともあった。心配性である。しかし、A省に通うだけで、人事の方にまったく会わないような日が続けば不安に思ってもおかしくないのではないか。
そんな不安な日々も、7月4日に「明日は最終的な面接があるので早めの時間に来てください」という人事の方の言葉によって終わりとなる。いよいよ、5日水曜日に人事課長との面接があるらしい。6日間も面接がなく過ごしていたため、今まで培ってきた面接のコツを忘れかけているのが少々不安だが、とにかく明日の面接さえ乗り切れば内々定を頂けることになるようだから、気合を入れて臨むしかない。
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