Y君の官庁訪問日記
7月5日(水)・7月6日(木) 官庁訪問25・26日目 |
いよいよ人事課長との面接に臨む。A省には9:00到着。ここ何日間か不安な時間を過ごした待合室に向かう。さすがに2次試験の勉強をする気にもならず、周りの人たちと話をする。すぐに面接が始まるのかと思っていたが……呼び出される気配がない。
待つこと数時間、14:00を過ぎた頃ようやく名前が呼ばれ始める。どういう順番で呼ばれているのかはわからないが、私の名前はなかなか呼ばれない。あと2〜3人になって、ようやく呼び出しがかかる。向かう先は人事課長室。いよいよだ。隣の控え室で順番を待つ人に様子を聞くと、時間はだいたい5分くらいらしい。意志確認のみの簡単な面接になるのだろうか。いずれにせよ緊張感は高まる。そして、私の順番になった。ソファに座り、面接開始である。聞かれたことは志望動機とか専攻とかオーソドックスな事項だったにも関わらず、久々の面接で緊張癖が再発し、うまくしゃべれない……。途中で落着きを取り戻し、他の人と同じように面接は5分ほどで終了。緊張しながらも、なんとか無事に人事課長面接を乗り切ることができたのではないか。
面接終了後は待合室でしばらく待機。話題は人事課長と何を話したかに及ぶ。だいたいは私と同様、身上書に沿って進んだようだ。やはり確認程度の面接だったのだろうか。この面接で駄目だったら泣くに泣けない。とにかく大事な面接は終わった。あとは結果を待つのみだ。17:00にA省を後にする。
翌日の6日は以前と同じような日になる。そして何事もなく1日が終わった。帰る間際、人事の方が待合室に現れ、「明日、人事課長面接の結果を伝えることになります」との言葉を残した。昨日の面接の結果は果たしてどうなるのか。いよいよ明日、4週間にも及んだ私の官庁訪問(+業務説明)の成果が明らかになる……。
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