私は大学院の修士課程在籍ということもあり、大学院でのゼミと国家 I 種の勉強をどのように両立させていくかということが最大の課題でした。
まず最初に行ったことは長期の計画を立てるということです。国家 I 種を受ける場合、M1の後期とM2の前期は国家 I 種の試験対策を中心に、またM2の後期は修士論文に専念したいと考えていたので、修了に必要な単位のほとんどをM1の前期に取ろうと考えました。そのため、毎日2コマ〜3コマのゼミが入ることになり、平日だけでなく週末さえも毎週ゼミ発表の準備や英文レポートの提出などに追われ、大学院にかかりつけとなってしまいました。さらに、前期末には普段のゼミに加え集中講義も入ることになり、その後も期末試験やレポート提出などに追われ、まさに殺人的スケジュールの中、週2回は通うことに決めていたWセミナーにもついに行けなくなるという事態が生じてしまいました。
そうした怒濤の日々が過ぎ去ったとき、気が付けばもうすでに9月になっていました。Wセミナーの講義ビデオも溜まりに溜まり、渡辺先生曰く「多重債務者」になっていた私はこの債務を返済すべく必死に講義ビデオを見ることで精一杯になっており、過去問演習に取りかかる余裕など毛頭ありませんでした。
そのような時に知ったのが渡辺ゼミin京都校開講の情報でした。時はすでに11月も下旬になっており、Wセミナーのビデオ受講と大学院での後期のゼミでいまだ過去問演習に本格的に取り掛かることができずに焦燥感ばかりが渦巻いていた私にとってはまさに渡辺先生が神のような存在に見えました。早速迷うことなく渡辺ゼミの門を叩いた私を待ち受けていたのは、神でも仏でもなく「現実」でした。まず私たち京都のゼミ生が東京のゼミ生にどれだけ遅れをとっているかという現実を渡辺先生から突きつけられ、その差を少しでも縮めるためにはとにかく死に物狂いで勉強しなければならないという現実がそこにはありました。渡辺ゼミはあくまでも勉強する場を提供してくれるだけで、合格を保証してくれるわけではありません。すべては自分次第なのです。他力本願ではいけないのです。
とはいえ、渡辺ゼミは合格の可能性を限りなく高めてくれるゼミであることは間違いありません。その理由として(1)勉強のペースメーカーになるということです。自分ひとりで勉強していては周りの受験生の進度や試験本番までの勉強のペース配分もわからず、独りよがりになってしまいがちです。その点、渡辺先生は長年の受験指導歴から勉強時間の配分方法や東京の受験生の様子などを教えてくださるので、独善的にならずに本番までのペース配分をしっかり行うことができます。また、(2)勉強量だけでなく勉強の質が比較にならないほどあがります。ゼミでは過去5年分の問題を中心に解答だけでなく、選択肢1つ1つについて関連する質問を容赦なく投げかけて下さいますので、予習の段階から勉強の質が向上し力が付きます。さらに(3)2次試験対策もばっちり行って下さいます。長年の傾向・分析からポイントを絞ったオリジナルレジュメは、1次試験から3週間しか日にちがなく膨大な範囲の論点を1つずつ潰していく余裕のない私たちにとって、非常に効率的かつ効果的な勉強法を与えてくださいます。また、総合試験対策も試験委員に関する情報(HPや論文など)を紹介してくださるので、高得点を得ることができました。
このように、渡辺ゼミでは非常に効率的かつ効果的な勉強をすることができるので大学での勉強と両立するためにはとてもお薦めできるゼミだと思います。今、無事第1志望の省庁から内定を頂いている自分がいるのも渡辺ゼミに出会えたからだと思っております。皆さんも是非渡辺ゼミの門を叩いて頑張って夢を掴んで下さい。
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