2005年の国家T種本試験まで約2ヶ月となり、国 I 官庁訪問の概要も明らかとなった。(http://www.mof.go.jp/saiyou/honsyo/saiyoug_a.htm等参照)。
官庁訪問は2次最終合格発表6月21日(火)の翌日である22日(水)の開始となった。同一省庁へは3日に1回のサイクルを2回、2日に1回のサイクルを2回繰り返した後、連日訪問が可能となる。そして連日訪問の2日目である7月7日(木)が内々定解禁日となった。たとえば、A・B・Cを第1・2・3志望省庁とすると、A・B・C、A・B・Cここでリセット後、A・B、 A・Bここで再びリセット後、 A・A (7月7日に内々定)となる。昨年と比べて、A・B・Cのサイクルが1回増え、A単独訪問が1回減っているのが目立つが、Aの内々定が訪問6日目という点は同じである。
官庁訪問日が発表の翌日とされ、特に地方在住者に対する配慮がなされている。
注意しなければならないのは、2004年では軽視されがちだった第3志望(C)の重みが増したことである。もう一度、志望府・省・庁を熟考する必要がある。
また、その結果、官庁訪問3日目と6日目は、よほどの実力者か自信家でないと休めなくなった。タフな精神力と体力を今のうちに身につけておく必要がある。
採用される側も採用する側も約2週間の短期決戦となる。受験生は特に事前の情報収集・分析と適切な志望府・省・庁の選択が重要な課題となる。
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