■2005年9月の最新本試験情報 |
2006年の国家 I 種本試験まで8ヶ月となった。
2005年内に4ヶ月、2006年に4ヶ月もあるが、年内は学園祭、年明け後は学年末試験があり、加えて民間の就職活動をすること(併願)も考慮すると、受験勉強に未だ着手していない人や履行遅滞・不完全履行の人もそろそろ本格的な国 I の受験勉強を開始する必要がある。
受験生全体のレベルはここ数年の最終合格者倍増により落ちている(2005年を除き、2003年・2004年に1次合格最低点が上昇していたのは問題の易化による)。しかし、内定を獲得する上で上位合格(例えば法律職の場合50番以内)が有利であることには変わりがない(「公務員・外交官試験Q&A」質問24参照)。
試験科目・内容については2006年は2005年までと比較して中規模の変更があるので、再受験の人は特に注意を要する。公共政策大学院在学者・出身者は2次試験(事務系)の専門試験で「公共政策」を選択できる分若干有利な制度となった(学部生は従来の専門科目で受験できるで影響はない)が、1次試験(「公共政策」は受験科目にない)を突破することが最終合格・内定の大前提である。
最終合格者倍増の影響か、ここ数年、初受験の人の健闘に比べ、再受験の人(1次不合格者、2次不合格者や最終合格・無内定者)の2回目の成績が低調である。特に再受験する人は初心に戻ってがんばってほしい。
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