私が希望官庁から内定をいただき、現在こうしてゼミについて執筆させていただいているのは渡辺ゼミがあったからであると確信しています。私自身はWセミナーのフルコースをとっていたのですが、大学のゼミやサークルなどで忙しく思うように勉強時間がとれませんでした。 I 期の試験もゼミの合宿と重なってしまい受けられず、 I '期からの勉強でなんとかくらいついていこうと考えていました。以下では、私が感じた渡辺ゼミ( I '期・ II 期の素晴らしいところを紹介したいと思います。
第1に I '期が始まるのは1月ですが、この時期は本試験まで半年をきっているため効率的な勉強が望まれます。こうした状況下で渡辺ゼミは勉強のペースメーカーとして効率よく勉強できるという環境を与えてくれました。特に1月後半は大学の試験と重なっており、もしゼミがなかったら生活が大学一辺倒になり、受験勉強がはかどらなかったであろうと考えています。というのも、 I '期では過去問を授業の前にあらかじめ解き授業中に答えあわせをしながら分析を行うというものであり、少しでも予習に手を抜くとすぐつっこまれてしまうため、勉強せざるをえないという状況にあるからです。また、講義において、過去問の解き方を含めた勉強の仕方を懇切丁寧に教えていただきました。このことによって来年どのあたりの分野が狙われそうか、ということまでしっかり把握でき、その上で勉強できたということも効率のよい学習ということに大きくつながったのではないかと考えています。
第2に、渡辺ゼミは先生との対話形式で行うため、授業の理解度・充実度ともに抜群であるということです。ただ一方的に講義を聴くのではなく、自分も話すという行為を行うため身によくつきます。また、その先生の問答自体も、非常に厳しいものであり私も答えられずかなりつっこまれましたが、バイブル・基本書・そして通常講義を使って予習していくとだんだんと答えられるようになり、それが自信にもつながりました。さらに、目に見えて自分の力がついてくるのがわかるのでモチベーションアップにもつながり、その効果は1次試験まで持続しました。
第3に2次対策の充実度であります。私自身、1次で少し失敗したのですが、それを補うだけの2次対策をゼミで行い結果大逆転をすることができました。具体的には II 期では、択一対策を発展させた形で論文の過去問を研究しながら書き方を覚えるという作業を主に行いました。それに加えて先生が「この定義は絶対覚えろ」と言ったところは確実におさえて、あとはひたすら添削をしてもらいました。
第4に一緒に試験合格、内定を目指す志の高い友達ができたということです。受験生活は長く厳しいものでもあります。しかし、同じ目標をもつ友達と常日頃から励ましあい支えあっていたため苦難を乗り越えることができました。さらに内定を頂いた現在では、共に頑張った有志は共に働く仲間として一生涯の友達となりました。
最後に、渡辺先生に出会えたということです。先生は厳しい口調ながらも私たちをどうやって合格・内定に導くかを常に考えてくださっています。私たちが受験について悩み苦しんでいるときは親身になって相談にまでのっていただきました。また、先生が講義中になにげなくおっしゃられた言葉ひとつひとつが有益な情報でありました。こうした先生の講義を対話形式で受けることができるということが渡辺ゼミのなによりの魅力なのではないかとも考えています。
長くなりましたが、これから受験されるみなさまへ一言申し上げたいと思います。受験中は不安なことなどが多々あるとは思いますが、渡辺ゼミに入って先生についていけば確実に内定がもらえます。体に気をつけてしっかりがんばってください。
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