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国家 I 種渡辺ゼミ
平成21年合格者 K君(明治大学政治経済学部4年)
渡辺ゼミ I ・ II 期(お茶の水クラス)から最終合格・国土交通省内定

はじめに

 私は小学校から剣道を続けていて、将来は警察の特練(プロ)になりたいと考えていました。しかし、様々な挫折や社会の矛盾を肌で感じ、自分の人生の意味を考えるなかで、「経験とは財産であり、この経験を社会に還元して負の連鎖を止めなければならない」という強い使命感を感じて、国Tを目指すことにしました。

 私は非法学部生(経済学科)で、勉強の方法も良く分からず不安が多かったのですが、より高いレベルで自分の人生をかけた挑戦をしたいと思い、渡辺ゼミにお世話になることにしました。

ハイレベルな授業

 渡辺ゼミでは過去問をベースに、条文、判例、通説と基本に忠実に、法律の基本構造を体系的に学習していく点が特徴です。

 授業中は先生がランダムに当ててくるので、予習の段階から緊張感をもって学習に取り組む必要があります。ただ問題を解くだけではなく、個々の選択肢がなぜ正しいのか、なぜ間違っているのかを検討し、明確な根拠をもって解答できるようでないと、先生の質問はうわべだけの学習では対応できないレベルなので答えられません。質問に対しては5W1Hを使って端的に答えることが求められ、人によっては予習の対象ではない問題も先生に当てられたりしますが、きちんと理解しているか、応用力があるかも試されているということです。

 また、多くの科目をバランスよく学習するには、学習計画を自分なりに立てることが必要です。1日24時間1年365日、試験までに受験生に与えられた時間は等しいので、時間を有効活用できるかが合否を分けます。

 こうした地道な学習を積み重ねることで、法律を理解して使うことができるようになり、合格への自信をもって本試験に挑むことができました。

優秀なライバル

 渡辺ゼミには国Tを目指す、志の高い優秀な人が集まってくるので、互いに切磋琢磨することができます。周りの友人は授業で当てられてもどんどん答えるので、お互い「自分もやらないと」という気持ちになります。

 ゼミの友人はライバルでもあり、仲間でもあります。模試や確認テストの成績で競い合ったりもしました。本試験前の辛い時期に励まし合ったりもしました。内々定を頂くまでは、不安の毎日でしたが、ゼミの友人がいたからこそ、今の自分があると思いますし、それはこれからも、霞ヶ関にフィールドが移っても変わらないと思います。

国家公務員としての素養

 最後に、渡辺先生のお話は、深い教養がないと理解できない超A級ギャグから中には駄洒落の類のC級ギャグ(親父ギャグ)までいろいろありますが、国際社会や歴史の中での日本の立ち位置、これからの国家公務員に求められる資質など、深い見識に基づいた含蓄のあるお話が多く、国家公務員として何が必要か、考えるきっかけを与えてくれます。自分自身も、渡辺先生のお話を聞いて勇気づけられたり、また自分の視野の狭さに気付き、なぜ公務員か、自分の果たすべき役割は何なのか、何度も考えました。

 また、先生が授業中に話してくださった内容をきちんと聞いているかどうかで、官庁訪問の明暗を分けた人もいます。実際、先生の言っていたことは自分自身が国T試験を通して、ほぼ100%正しいということを実感しました。

 内々定までたどり着くには、自分の人生に裏打ちされた高い志と、言われたことを素直に聞いてまず受け入れるという、謙虚な姿勢が重要だと思います。

最後に

 私がもし渡辺ゼミに入っていなければ、国Tに最終合格することも、内々定までたどり着くこともありえなかったと思います。辛い時期や悔しい時期もありましたが、渡辺ゼミに入って後悔したことは一度もありません。

 国Tを本気で目指したいという、志の高い人は、是非挑戦してみてください。




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